2023年度 愛知県公立高校入試について
1学期も終わり、夏休みに入ります。学校の授業が進まない期間、これまでの復習、苦手単元の克服には絶好の機会ですね。
中3生の皆さんは、そろそろ志望校や入試について考えていく時期だと思います。
そこで、今回は、愛知県の入試の変更点等について、これまで発表されている情報を基にまとめてみたいと思います。
1 令和5年度 愛知県高校入試制度の変更点
◎ 一般選抜
学力検査 2回から1回に変更。2校まで志願できる。
実施日 2/22(水)
合格発表 3/ 9(木)
解答用紙 マークシート方式に変更
配点 各教科22点 合計110点
面接 各校の判断(実施校は少ない)
合格者の決定
評定 調査書の評定合計(5×9=45)を2倍し、90点満点
学力検査得点 22×5=110点満点
校内順位の決定方式
Ⅰ 評定得点 90 + 学力検査合計得点 110
Ⅱ 評定得点 90×1.5(135) + 学力検査合計得点 110
Ⅲ 評定得点 90 + 学力検査合計得点 110×1.5(165)
Ⅳ 評定得点 90×2 + 学力検査合計得点 110
Ⅴ 評定得点 90 + 学力検査合計得点 110×2(220)
※ Ⅳ、Ⅴが新たに加わる。
※ 進学校はⅤになるケースが多いが、千種、名古屋西、緑はⅢのまま。
◎ 推薦選抜
学力検査なし 面接のみ
中学校からの推薦書、調査書、面接の結果で選抜。
面接実施日 2/6(月)
合格発表 2/8(水)
◎ 特色選抜
中学校長の推薦不要
面接と作文、基礎学力検査、プレゼンテーション、実技検査のいずれかで選抜
(基礎学力検査は昨年度同様、記述式の解答用紙と予想される)
2 マークシート方式の出題予想
〇 出題数・配点
国語:18問 このうち2点問題:4問
社会:20問 このうち2点問題:2問
数学:19問 このうち2点問題:3問
理科:20問 このうち2点問題:2問
英語:聞き取り:5問 筆記:15問 このうち2点問題:2問
〇 難易度について
マークシート方式になったところで、難易度が下がるわけではありません。
ただ、変更初年度は、難易度は横ばいか、やや下がることが多いようです。
※ マークシートの解答用紙等が県教委から発表されています。各中学校から情報を得る機会があると思いますが、もしまだご承知でない場合は、愛知教育委員会HPでご確認ください。